ここ最近、様々な環境問題が発生しており、重要視されていることがあります。

エコ活動

知っていて当たり前かもしれませんが、どのくらい意識した行動ができているでしょうか?

認識しているエコ活動であれば実践できますが、知らなければ行動に移しようがありません。

そこで今回は様々なエコ活動の事例と、それぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。

目次
  1. 最近のエコ活動は「ecology (=環境) 」と「economy(=経済)」の両方のエコが大事にされている
  2. 特に注目されている環境問題:地球温暖化が進むことによる大きな影響
  3. 自宅で実践できるエコ活動のアイデア
    1. リサイクルやレンタルの活用
    2. 環境にやさしい素材を選ぶ
    3. 冠婚葬祭の服はレンタルする
    4. メンテナンスして長く使う
    5. LED照明に替える
    6. 環境に配慮した洗剤で洗う
    7. 液体より固形を選ぶ
    8. エアコンの温度設定を調節する(夏期 28℃、冬期20℃ 環境省推奨)
    9. スイッチつきの電源タップに切り替える
    10. 電子書籍を利用する
    11. 雑巾を使う
    12. 電力会社や電気料金のプランを見直す
    13. 水はこまめに止める
    14. ゴミの分別を徹底する
    15. 無駄な物を買わない
    16. 水の利用状況を把握する【スマートメーターの導入】
    17. シャワー施設などで節水シャワーヘッドを活用する
    18. トイレで節水する
    19. 洗濯で節水する
    20. マイボトル・マイカップ・マイカトラリーを持ち歩く
    21. 規格外野菜を活用する
    22. 賞味期限が近いものを買う
    23. エコマークのついた商品を選ぶ
    24. 地元の食材やオーガニックな食材を活用した食事を選ぶ
  4. 事務所で実践できるエコ活動のアイデア
    1. 働き方を見直す
    2. クールビズを導入する
    3. 冷蔵庫の中を整理する
    4. ソーラー充電器を使う
    5. 資料のペーパーレス化を図る
    6. 社内でノー残業デーを設ける
    7. 不要な裏紙を再利用する
    8. 社内の事務用品をエコなグッズへ変更する
  5. 外出先で実践できるエコ活動のアイデア
    1. マイバッグを持ち歩く
    2. 公共交通機関を利用する

最近のエコ活動は「ecology (=環境) 」と「economy(=経済)」の両方のエコが大事にされている

以前のエコ活動といえば、エコロジーのエコのみが意識されていました。

しかし、ここ最近はエコノミーのエコも加わっております。

環境を守るだけでは経済が発展しません。

一方経済だけ発展させると地球環境がますます悪化していきます。

だからこそ両者を意識した取り組みが重要視されているのです。

特に注目されている環境問題:地球温暖化が進むことによる大きな影響

地球の温度上昇を1.5度以内に抑えよう!

こんなキーワードを聞いたことはありませんか?

温暖化の影響により地球上であらゆる問題が発生するため、人類が一丸となって行う世界的な取り組みのことです。

その代表的なイベントとしてCOP(Conference of the Parties)が挙げられます。
※COP:国連気候変動枠組条約の締約国会議

つい先日(2023年11月30日~12月12日)もドバイにてCOP28が開催されました。

  • 降水量増加による海面の上昇
  • 台風、熱波やエルニーニョ現象といった異常気象の増加
  • 生態系への悪影響

など地球上へ様々な影響を与えているとされる地球温暖化。

そのうちの一つ、海面上昇をとっても、信じられない被害が予測されております。

画像引用元:climate central

こちらは気温が

  • 1.5℃上昇する場合
  • 3.0℃上昇する場合

のドバイの様子です。

ご覧になって分かる通り、3.0℃上昇する場合(右側)では全てのエリアが浸水しております。

日本国内の様子も見ていきましょう。

東京

画像引用元:climate central

1.5℃の時点で右上のエリアが若干浸水しております。

画像引用元:climate central

そして、3.0℃になりますと、右の広いエリアで被害が広まっております。

名古屋

画像引用元:climate central

1.5℃の時点では特に被害は発生していません。

画像引用元:climate central

しかし、3.0℃になりますと、画面上のほぼ全てのエリアに被害が広がっております。

次に、海面上昇により水没するエリアを地図形式で表示させてみました。

※紫色:1.5℃上昇する場合、黄色:3.0℃上昇する場合

東京

画像引用元:climate central

海沿いだけではなく、内陸部まで浸水被害が広がっております。

宮崎

画像引用元:climate central

宮崎の主要エリア全体水没といっても過言ではありません。

※宮崎:当社の所在地です。

このとおり、1.5℃で水没が始まり、3.0℃に達するとかなりのエリアに広がります。

詳しく知りたい場合、こちらのサイトをご覧ください。

気候の変化が、人々の生活にどのような影響を及ぼすかについて調査している非営利団体です。

あくまで予測であるため必ずこのような事態に陥るとはいえません。

しかし、国連が推進している取り組み事項である点を考慮しますと、このまま温暖化を進めるべきではないでしょう。

そこで、私たちが手軽に実践できる事例をまとめてみました。

ご覧いただき、取り入れられそうなアイデアがあれば是非試してみてください。

自宅で実践できるエコ活動のアイデア

リサイクルやレンタルの活用

メリット

資源を有効活用することで廃棄物の削減に寄与する。

商品の所有よりも利用を重視することでコスト削減が期待できる。

デメリット

一部の商品はリサイクルやレンタルが難しい場合があり、選択肢が制限される可能性がある。

環境にやさしい素材を選ぶ

メリット

持続可能な素材の選択により、環境への影響を低減できる。

デメリット

一部の環境にやさしい素材は高価であるため、予算に制約が生じる可能性がある。

環境に優しい素材に興味がある場合はこちらもご覧ください。

サステナブルな素材を8種類まとめております。

冠婚葬祭の服はレンタルする

メリット

使用頻度の少ない冠婚葬祭の服をレンタルすることで、資源の無駄を削減できる。

デメリット

オーダーメイドといった、その人に合わせた服の選択が困難になる等選択肢が狭まる可能性あり。

メンテナンスして長く使う

メリット

衣服や家電製品の定期的なメンテナンスにより、寿命を延ばし無駄な資源消費を削減できる。

既存のアイテムを活用することで支出を減らせる。

デメリット

メンテナンスには手間と時間がかかるため、忙しい生活スタイルの人には向かない可能性あり。

LED照明に替える

メリット

LED照明は省エネで長寿命なため、電気使用量の削減が期待できる。

環境への負荷が低く、発光効率が高い。

デメリット

導入時の初期投資が必要。

環境に配慮した洗剤で洗う

メリット

無害で生態系に悪影響を与えない洗剤の使用により、水質汚染を軽減できる。

デメリット

一部の環境にやさしい洗剤は価格が高い。

液体より固形を選ぶ

メリット

プラスチックボトルを使わないため、環境にやさしい。

コンパクトなので、持ち運びしやすい。

詰め替えの手間が省ける。

デメリット

液体が適している商品もあり、選択肢が制限される可能性がある。

エアコンの温度設定を調節する(夏期 28℃、冬期20℃ 環境省推奨)

メリット

適切な温度設定に調整することで、エアコンの効率を向上させ省エネが可能。

電力使用量の削減により、環境への負荷を軽減できる。

デメリット

家族や同居人との調整が必要な場合がある。

スイッチつきの電源タップに切り替える

メリット

電源タップをオフにすることで、使われていない機器の電力消費(待機電力)を防ぐことができる。

デメリット

定期的に電源タップのスイッチを切ることが煩わしい場合がある。

電子書籍を利用する

メリット

紙の使用を抑え、森林破壊を防ぐことができる。

電子書籍はスペースを取らず、移動時の利便性が向上する。

デメリット

電子書籍リーダーの購入が必要であり、初期投資が発生する。

雑巾を使う

メリット

使い捨てのペーパータオルやティッシュを減らし、廃棄物の削減ができる。

雑巾は洗って繰り返し使えるため、経済的かつ環境に優しい。

デメリット

使用後の雑巾の洗濯が手間となり、清潔な管理が必要。

電力会社や電気料金のプランを見直す

メリット

グリーンエネルギーを提供する電力会社を選ぶことで、再生可能エネルギーの利用を支援できる。

料金プランの見直しにより、節約効果が期待できる。

デメリット

一部の地域で選択できる電力会社が限られている場合があり、選択の余地が制約される可能性がある。

水はこまめに止める

メリット

節水行動により、水資源の節約が可能。

水道料金の節約が期待できる。

ゴミの分別を徹底する

メリット

リサイクルがスムーズに進み、資源の有効活用が促進される。

環境に配慮した処理が可能で、廃棄物の最小化が期待できる。

デメリット

分別ルールが習慣化されるまでの努力が必要。

無駄な物を買わない

メリット

不要な消費を抑制し、資源の無駄遣いを防ぐことができる。

経済的な負担を軽減し、シンプルで持続可能な生活が実現できる。

デメリット

衝動買いや魅力的な広告に抵抗しなければならない。

水の利用状況を把握する【スマートメーターの導入】

メリット

リアルタイム使用量の把握: スマートメーターにより、水の使用量をリアルタイムで追跡でき、無駄な使用を防ぐことが可能。

漏水検知: 早期に漏水を検知し、大規模な損失を防ぐことが可能。

デメリット

スマートメーター導入のための追加費用が発生する。

シャワー施設などで節水シャワーヘッドを活用する

メリット

節水シャワーヘッドの活用により、効果的な節水が可能。

水道料金の削減が期待できる。

デメリット

少ない水の量に慣れるまで時間を要する。

トイレで節水する

メリット

便器の節水機能やデュアルフラッシュ機能の利用により、水の無駄使いを防ぐことができる。

水道料金の削減が期待できる。

※デュアルフラッシュ機能:2つのボタンまたはハンドル機構を使用して、水の量をコントロールする。

デメリット

トイレのリフォームや新しい設備の導入が必要な場合があり、初期費用が発生する。

洗濯で節水する

メリット

高効率な洗濯機や節水型の洗剤の使用により、洗濯時の水消費を削減できる。

デメリット

新しい洗濯機や洗剤の購入が必要であり、初期費用がかかる可能性がある。

マイボトル・マイカップ・マイカトラリーを持ち歩く

メリット

使い捨てプラスチック製品の使用を減らし、ゴミ削減に寄与する。

個人のエコ活動を積極的に実践でき、環境に対する意識が高まる。

デメリット

持ち歩くことが不便に感じられ、適応に時間がかかる可能性あり。

規格外野菜を活用する

メリット

規格外の野菜を利用することで、生産者の負担を減らし食品ロスを抑制できる。

通常よりも安価に購入できることがある。

デメリット

規格外野菜の利用にはアレンジ力や調理方法の知識が必要であり、一部の人にはハードルが高い可能性がある。

賞味期限が近いものを買う

メリット

賞味期限が近い商品を購入することで、食品廃棄物を削減できる。

割引やセール品が手に入り、経済的なメリットがある。

デメリット

美味しく食べられる期間が短くなる。

エコマークのついた商品を選ぶ

メリット

エコ認証がついたものは、環境への配慮がされた商品であることが保証される。

持続可能な生産に貢献でき、環境に対する自己満足感が得られる。

デメリット

エコマークを探す手間が発生する。

地元の食材やオーガニックな食材を活用した食事を選ぶ

メリット

地元の食材やオーガニック食品を選ぶことで、輸送や農薬の使用による環境負荷を軽減できる。

デメリット

オーガニックな食材を選ぶことでコストが高くなる場合がある。

事務所で実践できるエコ活動のアイデア

働き方を見直す

メリット

リモートワークやフレックスタイムの導入により、通勤時間の削減や効率的な仕事が可能。

オフィスの電力使用量を軽減できる。

デメリット

全ての業務がリモートで行えない場合があり、コミュニケーションの課題が生じる可能性がある。

クールビズを導入する

メリット

オフィス内の温度を高めに設定し、冷房の使用を抑制することでエネルギー効率が向上する。

従業員の快適性が維持され、電気使用量の削減が期待できる。

デメリット

温度設定に対する個々の感じ方が異なり、調整が難しい場合がある。

冷蔵庫の中を整理する

メリット

冷蔵庫内を整理することで、効率的な冷却が可能となる。

食材の賞味期限を管理しやすくなる。

デメリット

定期的な整理が必要であり、忙しい生活では継続が難しい場合がある。

ソーラー充電器を使う

メリット

太陽光を活用した充電器を利用した分の家庭における消費電力を削減できる。

グリーンエネルギー利用が促進され、環境保護に効果的である。

デメリット

太陽光が十分に得られない日や季節によっては効率が低下することがある。

資料のペーパーレス化を図る

メリット

デジタル文書の活用により、印刷やファイリングの手間が削減される。

オフィス内の紙の使用を減らし、環境への負荷を軽減できる。

デメリット

一部の業務で紙の使用が不可欠な場合があり、完全なペーパーレスが難しいケースがある。

社内でノー残業デーを設ける

メリット

ノー残業デー導入により、オフィスの電力使用が削減され、環境への負荷が軽減される。

従業員のワークライフバランスが向上し、労働生産性が向上する可能性がある。

デメリット

業務の特性によっては、ノー残業デーの実施が難しい場合がある。

不要な裏紙を再利用する

メリット

不要な裏紙を再利用することで、紙の無駄を削減できる。

プリンターやコピー機の用紙代を節約でき、経済的なメリットがある。

デメリット

裏紙として使用しても問題ないのか確認しなければならない。

社内の事務用品をエコなグッズへ変更する

メリット

環境に優しい企業であることをPRできる。

地球環境保護に貢献していることに対する満足感を得られる。

デメリット

値段が高くなる場合がある。

当社でも環境に優しいグッズを取り扱っていますので、よかったらご覧ください。

ノベルティとしての取り扱いですが、社内配布グッズとしても活用可能です。

外出先で実践できるエコ活動のアイデア

マイバッグを持ち歩く

メリット

レジ袋の使用を避け、プラスチック廃棄物を削減できる。

トートバッグなど再利用可能なバッグは、持続可能な選択となり環境に優しい。

デメリット

バッグを持ち歩くことが習慣化されていない場合、忘れることがある。

公共交通機関を利用する

メリット

車の利用を控え、公共交通機関を利用することで、交通の二酸化炭素排出量を削減できる。

デメリット

一部の地域や状況では公共交通機関が不便であり、利用が難しい場合がある。

今回紹介したエコ活動で

「これだったら取り入れられそう!」

と感じるものがありましたら、一度試してみてください。

私たちも、できることから徐々に取り入れています。