いきなりですが、企業がSDGsに取り組むべきメリットとして

  • 企業PRに役立つ
  • 競争力強化
  • ブランド価値の向上

などが挙げられます。

どれも企業にとってプラスになると考えられますが、最も大きなメリットは

新たな価値を創造できる

ことだと私たちは考えます。

特に事業にSDGsを取り入れていきたい方は是非ご覧ください。

実際に事業にSDGsを取り入れた経験談も踏まえた内容となっています。

メリット①新たな価値を創造できる

私たちは元々ゴム印・印刷専門の企業でした。

そして、この業界はこれから縮小方向にあります。

何か新しいビジネスを切り開かなければならない。

そんな時に注目したのがSDGs。

話題のキーワードであり、利益に繋がるだけでなく、持続可能な社会へ貢献できる。

そこでSDGsに貢献可能な商品開発をスタートし、現在販売中の商品を完成させました。

これこそが私たちにとっての新しい価値の創造です。

とはいえ私たちの場合であって、企業によって創造できるものは異なります。

SDGsは新しいキーワードだからこそです。

これまでとは違った切り口で事業に取り組めるため、新たな分野への進出へ繋がるかもしれません。

その分野が成長すれば新しい事業に発展する可能性もあります。

私たちが推し進めているSDGsな商品も徐々に広がっており、新しい事業として確立していきたいと考えております。

メリット②価値創造による新たな出会い

新たな価値を創造することにより得られるメリットとして、新しい取引先との出会いも挙げられます。

既存の商品・サービスだけですと、新しい取引先との出会いは限定的です。

もちろん既存の商品・サービスでも、交流会や取引先からの紹介などで出会えるケースもありますが、新しい商品の方が出会いのチャンスは広がります。

実際に私たちもSDGsに関する商品を発売したことで、新たなお客様と取引を開始することができました。

そして、そこから既存の商品である印刷物・ゴム印の提案にも繋がっています。

さらに新たなお客様より

「こんな商品は作れませんか?」

といったご要望をいただいたこともあり、私たちにはない視点を得ることもできました。

例えば、看板が挙げられます。

当社ではレーザー加工とUVプリンターを駆使することで、SDGsに貢献できる商品を生み出していますが、この技術を活用した看板製作に関するお問合せを受けました。

つまり、SDGsな商品を軸に新たな商品展開へ繋がっているわけです。

レーザー加工について詳しく知りたい場合はこちらからどうぞ。

UVプリンターはこちらです。

新たな視点は新たな商品・サービス開発に繋げることができますので、ビジネス拡大のチャンスともいえます。

メリット③リスクヘッジに繋がる

新たな価値創造、取引先との出会いによりビジネス上のリスクヘッジにも繋がります。

事業や取引先を分散させることでリスク分散すれば、もし既存事業の業績が悪化したとしても、新しい事業でカバーできます。

さらにSDGsは、世界全体で達成しようとしている目標でもあるため、世の中の流れに乗った動きです。

そのため、取引先の理解を得られやすく新たな事業として最適といえます。

主力事業が順調であったとしても、将来のリスクヘッジに繋がるため、気になった今が準備のしどきです。

デメリット①短期間で成果が出せるわけではない

事業が軌道に乗るまで時間を要します。

どんな事業も立ち上げてから成果が出るまで簡単ではないため、

「そんなこと当たり前でしょ」

と指摘されたら、その通りです。

SDGsに関連しているからといってすぐ売上には繋がりません。

実際に私たちが販売しているSDGsに貢献可能なノベルティも、発売を開始後しばらくの間は売上に繋がりませんでした。

地元のTV局や新聞社に取材していただいてからも、即売上UPとはいきません。

地道に営業を続け、ご紹介やWeb経由で徐々に受注数を重ねられるようになりました。

話題のSDGsを取り入れたからといって、すぐに成果が出るとは限りません。

デメリット②SDGsウォッシュに気を付ける必要がある

SDGsウォッシュとはSDGsへの取り組みを実施しているように見えて、内容が伴っていないことをさします。

「SDGs」と「Whitewash(うわべだけ・ごまかす)」を組み合わせた造語です。

例えば、環境保護活動していることを宣言しておきながら、実態は全く実践していない等。

世界的な企業の取り組みについて指摘が入ったケースもあります。

大手飲食チェーンはプラスチック製ストローを紙ストローに変更しましたが、リサイクルできず廃棄したことで見せかけの環境配慮だったのではと指摘されました。

このような事態に陥らないためにも、SDGsの取り組みに対する根拠をきちんと押さえておきましょう。

SDGsを取り入れたい方向けツール:SDG Compass

これから本格的にSDGsを事業取り入れたい方は

SDGsの行動指針であるSDG Compassを軸に事業計画を立てること

をオススメします。

SDG Compassとは

  • GRI(グローバル・レポーティング・イニシアチブ)
  • 国連グローバル
  • コンパクトWBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)

が開発した行動指針です。

世界中の企業、政府機関、教育研究機関、市民社会組織から提供されたフィードバックを盛り込んで完成したとされています。

私たちもSDG Compassを参考にしております。

ただし現時点では、この指針を厳密に守った運用は難しいため、可能な範囲で事業に落とし込みました。

手軽にSDGsを取り入れたい方はノベルティがオススメ【宣伝】

SDG Compassをご覧になり

「かなり大変そう」

と思った方はノベルティや記念品の活用を検討してみてください。

正直なところ、私たちもSDG Compassを見た瞬間拒否反応が現れました。

「やること多すぎて現実的じゃない」

だからこそ、まずは自分たちの事業の中でSDGsに貢献可能なものづくりからスタートしたのです。

「既存商品の材料を環境に優しい素材に置き換えることであれば自分たちにもできる」

そして、今ご覧いただいているあなたの会社で販促活動をしているのであれば、私たちが創り出したSDGsなノベルティを試してみてください。

SDGs活動の第一歩になります。